2017年酉年の出来事と犬年&鳥の年の2018年
- 2017/12/28
- 09:45
2017年の今年は、酉年。師走に入り、残すところ後数日となりましたが、今年は、クランダレンジで、1月にCassowary(ヒクイドリ)に遭遇すると言う幸運からスタートしました。1999年から何百回も通った道で、ヒクイドリに注意と言う看板も見ますが、私はケープトリビュレーションでしか、ヒクイドリを見たことがなく、観光バスも頻繁に通るこの慣れたケアンズからクランダへの道で、親子のヒクイドリを見た時は思わず、「カソワリ!」と叫んでしまいました。しかも最初は、対向車が車のライトを点滅させるので、てっきりネズミ捕りの警察の車がいるのかと思っていたので、パトカーではなく、親子のヒクイドリが路肩で2羽仲良く歩いているのを見た時は、かなりの驚きと、感動でした。(ちなみに、太田祐さんも、多分同じものと思われるヒクイドリを見たそうです。) 残念ながら走行中だったので、写真は撮れませんでしたが、探鳥もしていないのに、偶然バッタリ、世界で3番目に大きな飛べない鳥と出逢えた幸運の瞬間でした。
そして次の幸運は、休みの日に通っているマリーバの倉庫での、フクロウとのご対面。夜テーブルで、一人でパソコンに向かっていると、バサバサと音がして、見ると、開け放しの倉庫のドアからフクロウが飛び込んで来ました。私もビックリですが、フクロウもビックリ。パニック気味にがむしゃらに飛び回り、何度か倉庫の壁にぶつかって、なかなか外へ飛んで行けません。そのうち疲れたのか、私の寝るテントの上に止まりました。私との距離は、わずか2.5mくらい。私とフクロウの、無言のにらめっこ、いえ、「ご対面」(「見つめ合い?」)が、しばらく続きました。明かりの下こんなに近距離で、野生のフクロウと見つめ合える、またとない幸せでしたが、私が、写真を撮りたいと思い1.5m程離れた所へ置いていた携帯電話に、手を伸ばそうとほんの僅かに動いた瞬間、フクロウは即座に、バサバサと音を立てて飛び去り、今度は迷わずすぐにドアから出て行きました。しまった、もっと見ていたかったと後悔しましたが、後の祭でした。。。
その後は特に何も特別なことはなく、11月になり、いつもより2ヶ月も早く、一年で一度だけ私が少しだけ、鳥やポッサムに敵意(?)を抱く時期がやって来ました。マンゴーが食べられてしまうのです。が、いつもは鳥やポッサムに食べられたマンゴーを見て、どうしてもちょっとムッとしてしまわざるを得ないのですが、過去最高となった今年のマンゴーの実の収穫は、初めて私を寛大な気持ちにしてくれました。大きな3本とまだ小さな2本、合計5本から1000個を優に超える実が付いたので、鳥達に300ー500個くらい食べられても(販売で生計を立てている訳ではないので)痛くも痒くもなく、どうぞどうぞと、太っ腹な気分なのです。鳥達に食べられた分を売ることが出来たら、数万円相当の量になりますが(今年は市場価格1個$2-$2.50くらい)、ケチンボな私にしては珍しく、全然気になりませんでした。2年連続の大豊作は、マンゴーでは通常はありませんが、鳥に対して寛大でいられるよう、来年も、実ができるだけたくさんなってくれたらと、願って止みません。
11月中旬からケアンズを出て、倉庫でキャンプ生活のような感じですが、アサートン高原マリーバでの仮の暮らしを始めました。多少不便はあっても、朝と夕方ワライカワセミの声を聞き、夜はフクロウの声を耳に満天の星空を眺める、鳥達も、頻繁遊びに来てくれる田舎生活を満喫しています。12月には太田祐さんも遊びに来てくれました。
おかげさまで、2017年は、良い酉年となりました。来年は犬年ですが、実は、鳥の年が続く予定です。ネイチャー雑誌「ナショナルジオグラフィック」の日本版が、2018年を「鳥の年」と宣言し、1年間を通じて、鳥をテーマにした記事を掲載予定です。1月号は、「鳥はなぜ大切なのか?」、鳥が飛ぶ軌跡を撮った「はばたきの奇跡」、「オシドリー世界一美しいカモ」、「日本固有のキツツキーアオグラ」の4本の記事だそうです。是非鳥に興味がある方、ナショナルジオグラフィックに注目して下さい。
そして、機会があれば是非、鳥の世界を身近に感じられるケアンズ&アサートン高原へ、野鳥達に逢いに来て下さい🦉🦉🦉
そして次の幸運は、休みの日に通っているマリーバの倉庫での、フクロウとのご対面。夜テーブルで、一人でパソコンに向かっていると、バサバサと音がして、見ると、開け放しの倉庫のドアからフクロウが飛び込んで来ました。私もビックリですが、フクロウもビックリ。パニック気味にがむしゃらに飛び回り、何度か倉庫の壁にぶつかって、なかなか外へ飛んで行けません。そのうち疲れたのか、私の寝るテントの上に止まりました。私との距離は、わずか2.5mくらい。私とフクロウの、無言のにらめっこ、いえ、「ご対面」(「見つめ合い?」)が、しばらく続きました。明かりの下こんなに近距離で、野生のフクロウと見つめ合える、またとない幸せでしたが、私が、写真を撮りたいと思い1.5m程離れた所へ置いていた携帯電話に、手を伸ばそうとほんの僅かに動いた瞬間、フクロウは即座に、バサバサと音を立てて飛び去り、今度は迷わずすぐにドアから出て行きました。しまった、もっと見ていたかったと後悔しましたが、後の祭でした。。。
その後は特に何も特別なことはなく、11月になり、いつもより2ヶ月も早く、一年で一度だけ私が少しだけ、鳥やポッサムに敵意(?)を抱く時期がやって来ました。マンゴーが食べられてしまうのです。が、いつもは鳥やポッサムに食べられたマンゴーを見て、どうしてもちょっとムッとしてしまわざるを得ないのですが、過去最高となった今年のマンゴーの実の収穫は、初めて私を寛大な気持ちにしてくれました。大きな3本とまだ小さな2本、合計5本から1000個を優に超える実が付いたので、鳥達に300ー500個くらい食べられても(販売で生計を立てている訳ではないので)痛くも痒くもなく、どうぞどうぞと、太っ腹な気分なのです。鳥達に食べられた分を売ることが出来たら、数万円相当の量になりますが(今年は市場価格1個$2-$2.50くらい)、ケチンボな私にしては珍しく、全然気になりませんでした。2年連続の大豊作は、マンゴーでは通常はありませんが、鳥に対して寛大でいられるよう、来年も、実ができるだけたくさんなってくれたらと、願って止みません。
11月中旬からケアンズを出て、倉庫でキャンプ生活のような感じですが、アサートン高原マリーバでの仮の暮らしを始めました。多少不便はあっても、朝と夕方ワライカワセミの声を聞き、夜はフクロウの声を耳に満天の星空を眺める、鳥達も、頻繁遊びに来てくれる田舎生活を満喫しています。12月には太田祐さんも遊びに来てくれました。
おかげさまで、2017年は、良い酉年となりました。来年は犬年ですが、実は、鳥の年が続く予定です。ネイチャー雑誌「ナショナルジオグラフィック」の日本版が、2018年を「鳥の年」と宣言し、1年間を通じて、鳥をテーマにした記事を掲載予定です。1月号は、「鳥はなぜ大切なのか?」、鳥が飛ぶ軌跡を撮った「はばたきの奇跡」、「オシドリー世界一美しいカモ」、「日本固有のキツツキーアオグラ」の4本の記事だそうです。是非鳥に興味がある方、ナショナルジオグラフィックに注目して下さい。
そして、機会があれば是非、鳥の世界を身近に感じられるケアンズ&アサートン高原へ、野鳥達に逢いに来て下さい🦉🦉🦉
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